もう一度おに・く

まいど！６月が始まりました！といってもテンション下がっちゃう空模様ですが…そんな中でもやはりやります。長崎屋ミートの本気市！

じゃぁーん。写真はイメージです。詳細は当HPトップにてどうぞ！

 

さておき。梅雨が近づき、コロナだろうがそうでなかろうが外出したくない季節になってまいります。そんな時はやはり本。てなわけでお久しぶりに本の話です。これが書きたくて長崎屋さんの告知を短縮したんです。

なんてね

今日は村山由佳について少々。「天使の卵‐エンジェルス・エッグ」や「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズが有名かと思います。全体を通して純愛が大きなテーマなのか、恋愛作品が多いです。そんな彼女の作品の中からオススメを一つ。

これ。「もう一度デジャ・ヴ」。テレビ番組に映し出された景色に既視感を感じたことから、前世の記憶と現在を舞台に、運命の女性を追い求めるといった感じのストーリー。なんだかこの設定自体に既視感が…なんて思っていたんですが、前世の記憶と現代をリンクさせながら交互に進展させる特異な構成にどんどん引き込まれてしまいます。時空のねじれに吸い込まれるような、異なる次元を股にかけつつ融合していくストーリー展開は見事の一言。比較的短い作品ですし、一気読みにどうぞ。

文体から作品の年代が読み取りやすい作家でもあるので、いくつか読んでみて年代を推察するのも楽しいかと思います。ちなみに私は初期が好きです。

それでは次のまいどまで。