過去最長か
まいど!本日水曜日は博多一番どりの日!唐揚が食べ放題です。
なんてね
嘘冗談です。ちゃんとお金が発生しますので、ご了承ください。冗談はおいときまして、モモ肉・むね肉・ヤゲン軟骨の唐揚げに、モモのかしわおにぎりや私のイチオシ・モモあぶり焼きが本日の目玉となっております。書いてるだけでお腹がすいてきました…(´~`)モグモグ
五月病対策にいかがでしょうか。
さておき!先日、石田衣良について少々書いてみたのですが、やはりヒット作とファンが多すぎていけませんね。「なぜ4TEENなんだ」と言われてしまいました。別にいいじゃん。
とはいうものの、やはり彼の代名詞でもある、「IWGP池袋ウエストゲートパーク}についても触れておくことにしようと思います。
主人公マコトが、実家の果物屋の手伝いをしながら池袋の街に起こる様々なトラブルを解決していく物語です。とってもシンプル!幼馴染で、ギャングチームの「キング」タカシや、高校の同級生で大手ヤ〇ザ企業のホープ・サルなど、作中でマコトをサポートし、時にトラブルの渦中に巻き込む周りの登場人物たちも、作品の魅力の一つです。※ドラマとだいぶイメージが違うので、そこも見どころ!
作品ごとに時代を映し、切り取ったような内容をテーマとして据えてあり、必然、時事への関心も高まりますし、過去の作品を読めばノスタルジーな気分に浸ることもできます。また、どの作品も短~中篇の4部構成になっているのですが、それぞれ春夏秋冬の季節を舞台に展開されており、いくつかの作品を現実の季節に合わせて読み進めていくのも、臨場感が増してオススメです。
現代の若者が抱えるリアルな問題を、作者独自の感性によって切り抜き、展望を示しているのでしょう。それでいてライトな語り口が物語に俊敏さと疾走感を演出しています。ここ重要。読みやすさの秘密はここにあるんですね。
また、ハッピーエンドにこだわった展開や、強引な痛快さなどではなく、問題に対する最適解を提案し、作中の問題の先にある真の解決に向けて一石を投じるといったスタイルといえるでしょう。若者に、そして若者との付き合い方に悩んだ時に読んでほしい作品です!
IWGPに限らず、石田衣良作品は時事に対する彼なりのメッセージや提案があり、どれも自分ならどうするか・どうするべきかを問いかけ続けてくるような展開が多く思います。
世界で起こる様々なニュースに対して、何かしなきゃいけない気がするけど何をしていいのかわからない。そんな人は、まず石田衣良の作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。わかりやすく身近に置き換えて、さらには解決例まで提示してくれるIWGPシリーズは、その入門編として最適ですよ!ぜひ!
さて、次は乙一を掘り下げてみましょう。え?時間ですか?仕方ない…(´・ω・`)
それでは、次のまいどまで!