福岡市中央区 スーパーマーケット 薬院バリュー

別にノスタルジーに浸ってるわけじゃない

まいど!ジメジメするなぁ(´-ω-`)ジメジメ

もはや、ジメジメという言葉自体にいら立ちを感じてしまうほど。梅雨なんて嫌いです。それはそうと、東野圭吾についてお話したことがなかったなと思ったので、少々。

福山雅治主演でドラマ化された「探偵ガリレオ」や、山田孝之主演で映画化された「白夜行」など、映像化されるほどの人気作を数多く世に排出している、国内でも有数のヒットメーカー。いまさら説明なんて必要ないレベルなんですが、今日はそんな彼のデビュー作「放課後」について。

タイトルのまんま、学園物です。えー、最近学園物ばっかり紹介してない―?たまたまです!( ゚Д゚)

私立女子高の教師と教え子を中心に発生する校内殺人事件を謎解くスクールミステリーです。構成の巧さと幾重ものトリックに、非凡さを見せつけられます。また、心情描写や、そこからくる登場人物の行動に必然性があり、現在の作風に通じるものが見受けられるなど、東野作品ファンなら、本筋以外にも多くの楽しみ方がある作品となっています。

ただ、肝心の動機に関してのみ賛否が分かれそうだなという感想を持ちました。「わからんでもないけど、殺すの?」みたいな。かなり久しぶりに読み返して、十代の頃に初めて読んだ時よりも強くそう感じました。「あー。わかるわかる。殺しちゃうしかないよねー。」ってなるよりは良いのかもしれませんが…

まぁ、何はともあれ「すべてはここから始まった」(約20年前の広告帯の文句より)とあるように、今や日本文学界を代表する大作家となった彼の原点ですから。素直に面白いのです。艶やかで深みがあるというより、瑞々しく力強く、正体の分からぬ華やかさに魅せられるような作品です。雨のお供にどうぞ。

 

 

 

さておき!今日は青果の日です。

となりのトトロでも見ながらとうもろこしでもいかがでしょうか。サラダに入れたりそのまま食べたり、醤油で焼いたり…楽しみ方はあなた次第!

わらびもち

帰ったら昨日買ったわらびもち食べよ(*´ω`*)ソーシヨー

それでは次のまいどまで!